封印されしモヤモヤ感その5
さて、酔っ払いに呼び出された続きです。
唖然とする私はさておき、部長が話始めます。
部長「例の件ですが、……やはり難しいでしょうと」
私「……そうですか。残念です」
部長「こちらとしても仕事ができる人を手放すのは残念です。」
私「……ありがとうございます。(お世辞だろーこのヤロー!)
部長「それで、今後のことを相談なんですが」
私「はい」
部長「あなたがやっている仕事は特殊なので、仕事の引き継ぎは長めに取りたいと思っています。」
私「(私ともう1人の2人でやっているので)あ、それは助かります。」
部長「私の考えでは、(今12月です)3月中に新しい人を入れて、決算期を経験させて3ヶ月。なのであなたには7月1日付まで在籍、有休消化するから実際は6月半ばくらいまで働いてもらって。そうしたら、幾らかわからないボーナスが出ます」
私「……ボーナス?」
部長「こんなことしかできないけど、これでどうでしょうか」
私「…………少し考えさせて下さい」
ある程度文面整えています。
何しろ酔っ払っていたので、呂律悪いし、関西弁混じるし、同じ話3回くらいするし、突然大きな声出すし、、で大変でした。
ちなみに遅い時刻とはいえ、同じフロアにいた他の社員さんにもほぼ丸聞こえだったようで、旦那さんの上司さんが
「あんなところであんな話がして、デリカシーない」と苦言を漏らしていたそうです。
その後とりあえず、返事は待ってもらい、
残った仕事をして、帰ろうとして。
ちょうど仲のいい同僚に会って、思わず泣いてしまいました。
「どうしたの?」と聞かれ、
「仕事続けるのダメだって」と答えました。
部長からの返答。
働き続けられないという結果。
ただ悲しくて、悔しくて。
抑えていた涙が止まりませんでした。
つづく。